稲作
稲作(いなさく)は、イネ(稲)を栽培することである。
主に主食のコメを得るため、北緯50°〜南緯35°の範囲にある世界各地域で稲作は行われている。現在では、米生産の約90%をアジアが占める。
稲の栽培には水田や畑が利用され、それぞれの環境や需要にあった稲品種を用いる。水田では水稲(すいとう)、畑地では陸稲(りくとう)・(おかぼ)とよばれる稲を使用されるが、生物学的な区別は特にない。
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収穫後のイネからは、米、米糠(ぬか)、籾殻(もみがら)、藁(わら)がとれる。
従来、稲作の起源は植物相の豊富な中国雲南省ではないかといわれてきたが、最近の考古学的調査により雲南省の稲作遺跡は4400年前以上に遡れないことが明らかになった。
ところが、中流域右岸にある江西省や湖南省で1万年以上前に遡る稲籾が続々と発見されており、古いものは1万2000年前に遡る[1]。これらは焼畑による陸稲栽培と考えられている。